先日、知的資産経営というテーマの研究会に参加してきました。知的資産経営とは、ずばり中小企業の「強み」に着目した経営を指します。一般的に経営資源というとヒト・モノ・カネ・情報(ブランドを第5とする考え方もあります)といわれ、中でも中小企業は無形の資源に強みを有するといわれます。

その考え方は、無形であって目に見えない資源であり、さらにそれが売上高や利益確保に貢献しているという解釈から資産であると捉えます。アプローチは「人的資産」「構造資産」「関係資産」に分け、過去~現在、現在~未来へと報告書を作成、広く公開することで利害関係者との関係構築に活用します。

(出所)経済産業省 知的資産経営ポータル 知的資産経営WEEK2018より

弊社の提案するブランディングでも、要になるのは「強み」です。強みによる差別化が、ビジュアルだけにとどまらない意味と一貫性のある視覚化を通して、お客さまのみならずすべての利害関係者との関係を構築するからです。知的資産経営、もっともっと学ばないといけないと考えています。

研究会の場で紹介された知的資産経営報告書は、明らかにデザイナーが制作した冊子でした。が、内容が全く見当違いであり、知的資産経営報告書の名を借りた会社紹介に過ぎず、とても残念でした。弊社もデザイン事務所として活動する以上、ビジュアル優先にならないよう、肝に銘じておきたいと思います。